
フローリングの傷はどこまで入居者負担?家具・椅子・ペットによる傷の考え方を解説
賃貸住宅に住んでいると、気を付けて生活していてもフローリングに傷が付いてしまうことがあります。
椅子を引いた跡や家具を移動させた際の擦り傷、小さなお子さんのおもちゃを落としてできた傷など、日常生活の中では避けられない場面も少なくありません。
退去が近づくと、
「この傷は修理費を請求されるのだろうか?」
「床を全部張り替えることになるの?」
と不安になる方も多いでしょう。
今回は、フローリングの傷について基本的な考え方をご紹介します。
フローリングの傷にもさまざまな種類があります
一口に「床の傷」と言っても、その原因はさまざまです。
例えば、
- 椅子を毎日引いてできた擦れ
- 家具を移動した際に付いた傷
- 重い物を落としてできたへこみ
- キャスター付きチェアによる摩耗
- ペットの爪による細かな傷
それぞれ原因が異なるため、確認するときには傷の状態や範囲も大切なポイントになります。
家具の下には保護材がおすすめ
大型家具は長期間同じ場所に置くことが多く、移動するときに床へ負担が掛かることがあります。
椅子やテーブルの脚へ保護フェルトを貼ったり、家具の下へ保護マットを敷いたりするだけでも傷を防ぎやすくなります。
日頃から少し工夫することで、退去時の心配を減らすことにもつながります。
キャスター付きチェアは意外と注意
在宅勤務が増えたことで、キャスター付きチェアを使用する方も多くなりました。
同じ場所を繰り返し移動すると、床表面が摩耗したり、細かな傷が増えたりすることがあります。
デスクマットを敷くだけでも床への負担を軽減できますので、長期間使用する場合にはおすすめです。
ペットと暮らしている場合
犬や猫と一緒に生活している場合は、爪による細かな傷が付くことがあります。
特に元気に走り回ることが多い部屋では、思った以上に床へ負担が掛かっている場合もあります。
爪を定期的に整えたり、滑り止めマットを敷いたりすることで、床へのダメージを抑えやすくなります。
気になる傷は写真を残しておくのも安心
退去前に気になる傷がある場合は、スマートフォンで写真を撮っておくのも一つの方法です。
どのような状態だったかを記録しておけば、立会い時にも落ち着いて確認できます。
もちろん、気になる点は担当者へ相談しながら確認していくことが大切です。
まとめ
フローリングの傷は、原因や状態によって考え方が異なります。
日頃から家具の保護や丁寧な使用を心掛けることで、傷を防ぎやすくなります。
退去前には床全体を見渡し、気になる箇所があれば確認しておくと安心です。
無理に隠そうとするのではなく、担当者と一緒に状況を確認しながら進めることが、納得のいく退去につながるでしょう。
▶ 次回は「エアコンの掃除不足は退去費用に影響する?知っておきたいポイントを解説」をご紹介します。

壁紙の傷や画びょうの穴は請求される?退去時によくある疑問をわかりやすく解説
賃貸住宅で生活していると、カレンダーや時計を掛けるために画びょうを使ったり、家具を動かした際に壁へ軽く当ててしまったりすることがあります。
退去が近づくと、
「この穴は請求されるのかな?」
「小さな傷でも壁紙を全部張り替えることになるの?」
と心配になる方も多いでしょう。
今回は、壁紙に関するよくある疑問について、基本的な考え方をご紹介します。
画びょうの穴はどう考えられる?
一般的な生活の中で、カレンダーやポスターを留めるために画びょうを使用することは珍しいことではありません。
小さな画びょう程度の穴は、通常の生活で生じる範囲として扱われることがあります。
一方で、大きなビス穴やネジ穴を開けて棚や大型家具を固定した場合などは、状況によって判断が異なります。
賃貸住宅では、壁へ加工を行う前に契約内容を確認しておくと安心です。
家具による壁紙の傷
ソファやベッド、机などを移動させた際に壁紙へ擦り傷が付いてしまうこともあります。
軽微な擦れであれば日常生活の中で起こり得るものですが、強い衝撃によって壁紙が破れてしまった場合や、下地まで損傷している場合は修繕が必要になることがあります。
家具を移動するときは、一人で無理に動かさず、養生をしながら作業すると傷を防ぎやすくなります。
子どもが描いた落書きは?
小さなお子さんがクレヨンやペンで壁紙へ落書きをしてしまうこともあります。
軽く拭き取れる場合もありますが、壁紙へ色が染み込んでしまうと、補修が必要になることがあります。
時間が経つほど落としにくくなるため、気付いたら早めに対応することが大切です。
シールやテープにも注意
壁紙へ両面テープや強力な粘着テープを貼ると、剥がす際に表面ごとめくれてしまうことがあります。
特に、
- 強力なフック
- 家具固定用テープ
- 大型ポスター用テープ
などは注意が必要です。
貼る前に「賃貸でも使用できる製品か」を確認すると安心です。
気になる場所は立会い時に相談しよう
退去前に気になる傷がある場合は、隠そうとする必要はありません。
退去立会いでは担当者と一緒に室内を確認しますので、
「この傷はいつ付いたものか」
「こういう使い方をしていました」
と正直に伝えることで、お互いに状況を確認しやすくなります。
疑問があれば、その場で説明を受けることも大切です。
まとめ
壁紙の傷や穴がすべて入居者負担になるわけではありません。
傷の大きさや原因、使用状況などを踏まえて判断されます。
日頃から丁寧に部屋を使用し、退去前には気になる箇所を確認しておくことで、安心して退去立会いに臨むことができるでしょう。
▶ 次回は「フローリングの傷はどこまで入居者負担?家具・椅子・ペットによる傷の考え方を解説」をご紹介します。

退去前にやっておくべき5つの準備|当日慌てないためのチェックポイント
賃貸住宅の退去日が近づくと、「何から始めればいいのだろう」「当日に慌てないためには何を準備すればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
退去当日は荷物の搬出や鍵の返却、退去立会いなど、短い時間の中でさまざまな手続きが行われます。
事前に少し準備をしておくだけで、退去当日は落ち着いて対応でき、確認漏れやトラブルを防ぐことにもつながります。
今回は、退去前に確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
① 荷物はすべて搬出しておく
退去立会いでは、室内全体の状態を確認します。
家具や家電が残っていると、床や壁の状態が確認できず、再度確認が必要になる場合もあります。
退去立会いまでには、荷物をすべて搬出しておくとスムーズです。
② 簡単な掃除をしておく
専門的なハウスクリーニングを行う必要はありませんが、普段の掃除程度で構いませんので室内をきれいにしておくことをおすすめします。
例えば、
- キッチンの油汚れを拭く
- 浴室の髪の毛を取り除く
- 床に掃除機をかける
- ベランダのゴミを片付ける
こうしたひと手間だけでも、気持ちよく退去立会いを迎えられます。
③ 契約時にもらった鍵をそろえる
退去時には、契約時に受け取った鍵を返却することが一般的です。
スペアキーを作成している場合は、その鍵も忘れずに準備しておきましょう。
「あとで探そう」と思っていると、当日慌ててしまうことがあります。
④ 気になる傷は事前に確認しておく
生活している中で、
- 家具をぶつけた跡
- 壁の小さな穴
- 床の傷
などが気になっている場合は、事前に確認しておくと安心です。
「ここは自分で付けた傷かもしれない」
「これは入居したときからあったかな?」
と気になる場所があれば、立会い時に担当者へ相談すると、お互いに状況を確認しやすくなります。
⑤ 契約書をもう一度見直す
退去前に契約書を読み返しておくこともおすすめです。
退去時の費用や鍵の返却方法、設備についての取り決めなどが記載されている場合があります。
事前に内容を把握しておけば、不明点があっても落ち着いて確認できます。
退去立会いは「確認の場」
退去立会いは、入居者に一方的な負担を求める場ではありません。
部屋の状態を一緒に確認し、必要な説明を受ける大切な時間です。
分からないことや疑問に思ったことがあれば、その場で質問することで、安心して手続きを進めることができます。
まとめ
退去前の準備は、特別なことをする必要はありません。
荷物を搬出し、簡単に掃除を行い、鍵や契約書を準備しておくだけでも、当日は落ち着いて対応できます。
余裕を持って準備を進めることが、気持ちよく新生活をスタートする第一歩になるでしょう。

ハウスクリーニング代は誰が負担する?退去時によくある疑問をわかりやすく解説
賃貸住宅を退去するとき、「ハウスクリーニング代は必ず支払わなければならないのでしょうか?」という質問を受けることがあります。
退去費用の中でも特に疑問を持たれやすい項目の一つですが、実際には契約内容や部屋の使用状況によって考え方が異なります。
今回は、ハウスクリーニング費用の基本的な考え方について解説します。
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングとは、次の入居者が気持ちよく生活を始められるよう、専門業者が室内全体を清掃する作業です。
一般的には、
- キッチン
- 浴室
- 洗面台
- トイレ
- 窓ガラス
- サッシ
- 床
- 建具
- 収納内部
などを専門の道具や洗剤を使用して丁寧に清掃します。
普段の掃除では落としきれない汚れまできれいに仕上げるため、退去後に実施されることが多くあります。
契約書を確認することが大切
ハウスクリーニング費用については、賃貸借契約書に特約として記載されている場合があります。
例えば、
「退去時にハウスクリーニング費用を借主が負担する」
という内容が契約時に定められているケースもあります。
一方で、そのような記載がない場合や内容が分かりにくい場合には、管理会社へ確認しておくと安心です。
まずは契約内容を確認することが、不要な誤解を防ぐ第一歩になります。
自分で掃除をすれば費用は不要?
「退去前に一生懸命掃除したので、ハウスクリーニングは不要になりますか?」
という質問もよくあります。
もちろん、室内をきれいにして退去することはとても大切です。
しかし、退去後に専門業者によるクリーニングを実施する運用としている管理会社も多く、自分で掃除をしたことだけでクリーニング作業自体がなくなるとは限りません。
だからといって掃除が無意味というわけではありません。
日頃から丁寧に使用されていた部屋は、著しい汚れやカビなどが少なく、結果として余分な補修や清掃が必要になりにくい傾向があります。
水回りは特にチェックされやすい
退去立会いでは、
- キッチンの油汚れ
- 浴室の水あか
- 排水口の汚れ
- トイレの汚れ
など、水回りの状態を確認することが一般的です。
日頃から定期的に掃除をしておけば、退去時にも慌てることなく立会いを迎えられます。
気になることは事前に相談を
退去費用について不安がある場合は、退去立会いの前に管理会社へ相談してみましょう。
「どのような流れで精算されるのか」
「契約書ではどのような取り決めになっているのか」
を確認しておくだけでも、安心して退去当日を迎えることができます。
まとめ
ハウスクリーニング費用は、一律に決まるものではなく、契約内容や管理方法によって考え方が異なります。
退去前には契約書を確認し、室内をできる範囲できれいに整えておくことが大切です。
疑問がある場合は遠慮せず相談し、納得したうえで退去手続きを進めましょう。
▶ 次回は「退去前にやっておくべき5つの準備|当日慌てないためのチェックポイント」を詳しく解説します。

今回の原状回復工事は、世田谷区にて階段吹き抜けまわりのクロス貼り替え工事を行いました。
吹き抜け部分は天井が高く、通常の脚立では作業ができないため、しっかりと足場を組んで施工を進めます。
高所での作業は安全対策が何より重要で、職人同士で声を掛け合いながら、一つひとつの工程を丁寧に進めました。
吹き抜けは自然光がよく入るため、小さな継ぎ目やシワも目立ちやすい場所です。
そのため、クロスを貼る技術だけでなく、下地の状態を確認しながら慎重に施工することが、美しい仕上がりにつながります。
普段は見えない場所ですが、高い位置のクロスが新しくなるだけで、空間全体が明るく清潔な印象に変わります。
びすまいるでは、一般的な原状回復工事はもちろん、このような高所作業や特殊な施工にも対応しています。
難しい現場ほど経験と技術が求められますが、安全第一で、一件一件丁寧な施工を心掛けています。
今回も無事に作業完了。オーナー様にも安心してお引き渡しできる仕上がりとなりました。

今日は退去後のお部屋で、仕上げ前の最終点検と細かな補修作業を行いました。
原状回復工事というと、クロスや床の貼り替えなど大きな工事をイメージされることが多いですが、実は最後の品質を左右するのは、こうした細かな調整です。
建具の開閉具合、ドアストッパーの位置、棚の固定、ビスの増し締め、コンセントプレートのズレなど、一つひとつ確認しながら仕上げていきます。どれも目立たない作業ですが、入居された方が毎日触れる場所だからこそ、丁寧さが求められます。
私たちは「直した」だけで終わるのではなく、「気持ちよく新生活を始められる状態」を目標に作業しています。大きな工事だけではなく、小さな積み重ねが部屋全体の完成度につながると考えています。
これからも、一つひとつの現場を丁寧に仕上げ、管理会社様・オーナー様、そして次に住まわれる方に安心していただける原状回復工事を心掛けてまいります。
本日もありがとうございました。

敷金は本当に返ってくる?返還の仕組みと知っておきたいポイントを解説
賃貸住宅を退去するとき、多くの方が気になるのが「敷金は返ってくるのだろうか」ということではないでしょうか。
「敷金は戻ってこないもの」「退去費用としてすべて使われる」と思われることもありますが、実際にはそうとは限りません。
敷金は、家賃の未払いがあった場合や、入居者が負担すべき原状回復費用が発生した場合に備えて預けているお金です。そのため、負担すべき費用が少なければ、その分は返還されます。
今回は、敷金返還の基本的な仕組みについて分かりやすくご紹介します。
敷金とは何のためのお金?
敷金は、賃貸借契約を結ぶ際に貸主へ預ける「保証金」のような役割を持っています。
例えば、
- 家賃の滞納があった場合
- 入居者負担となる修繕費が発生した場合
などに充てられる可能性があります。
退去時に何も問題がなければ、預けた敷金から必要な精算を行い、残った金額が返還されるのが一般的です。
返還額はどのように決まる?
退去後は、まず室内の確認が行われます。
確認された内容をもとに、
- 契約内容
- 室内の使用状況
- 修繕が必要な箇所
- 通常使用かどうか
などを総合的に判断し、精算額が決まります。
そのため、退去したその日に返還額が決まるとは限らず、後日見積書や精算書が送られてくるケースも少なくありません。
「全部張り替えます」と言われたら?
壁紙に一部の傷があるだけなのに、「部屋全部を張り替えるので全額負担です」と説明されると、不安になる方もいるでしょう。
しかし実際には、工事方法や負担割合については契約内容や部屋の状況を踏まえて判断されます。
疑問がある場合は、
- なぜその工事が必要なのか
- どの部分が対象なのか
- 入居者負担となる理由
を確認することが大切です。
納得できる説明を受けることで、安心して精算を進めることができます。
見積書は保管しておこう
退去後に届く見積書や精算書は、大切な書類です。
内容を確認せずに処分してしまうと、後から確認したいことがあっても難しくなります。
金額だけではなく、
- 工事項目
- 数量
- 修繕内容
なども目を通しておくことをおすすめします。
不安な場合は遠慮なく相談を
退去費用や敷金の返還について疑問がある場合は、一人で悩まず管理会社へ確認しましょう。
担当者に質問することで誤解が解けることも多く、納得して退去手続きを終えられるケースが少なくありません。
「分からないから聞く」のは決して悪いことではありません。
安心して新生活を始めるためにも、気になることはそのままにせず確認することが大切です。
まとめ
敷金は「返ってこないお金」ではありません。
退去時には契約内容や部屋の使用状況に応じて精算が行われ、負担すべき費用が差し引かれた残額が返還されます。
基本的な仕組みを理解しておくだけでも、不安なく退去手続きを進めることができるでしょう。
▶ 次回は「ハウスクリーニング代は誰が負担する?契約前に知っておきたい基本ルール」を詳しく解説します。

退去時に請求される費用とは?入居者が負担するもの・しないものをわかりやすく解説
賃貸住宅を退去するとき、「どのくらい費用がかかるのだろう」「思っていたより高額な請求をされたらどうしよう」と不安に感じる方は少なくありません。
しかし、退去時に発生する費用には一定の考え方があり、すべてを入居者が負担するわけではありません。契約内容や部屋の使い方によって負担範囲が決まるため、基本的なルールを知っておくことで安心して退去手続きを進められます。
まず知っておきたい「通常使用」と「故意・過失」の違い
退去時の費用を考えるうえで最も重要なのが、「通常使用による劣化」と「故意・過失による損傷」の違いです。
通常の生活を送る中で自然に生じる日焼けや家具を置いていた跡、経年による設備の劣化などは、一般的には建物の価値が時間とともに変化する中で起こるものと考えられます。そのため、これらをすべて入居者が負担するという考え方ではありません。
一方で、不注意によってできた大きな傷や穴、飲み物をこぼして放置したことによるシミ、ペットによる傷などは、入居者の使用方法に起因すると判断される場合があります。
入居者が負担することが多いケース
次のような例では、入居者負担となる可能性があります。
- 壁紙に大きな穴を開けてしまった
- タバコのヤニや臭いが室内全体に付着している
- フローリングに重い物を落として深い傷を付けた
- 結露を長期間放置し、カビが発生した
- 清掃不足により水回りに著しい汚れや詰まりが発生した
もちろん、状況や契約内容によって判断は異なりますが、「通常の生活では起こりにくい損傷」が一つの目安になります。
入居者負担にならないことが多いケース
反対に、次のようなものは通常使用として扱われることが少なくありません。
- 日差しによる壁紙や床の日焼け
- 家具や家電を置いていた跡
- 時間の経過による設備の劣化
- 一般的な生活で生じた軽微な使用感
長年住んでいれば、部屋にある程度の使用感が出るのは自然なことです。そのため、すべてを新品同様に戻す義務があるわけではありません。
見積書は内容を確認することが大切
退去後に見積書が届いたら、金額だけを見るのではなく、どの工事が必要と判断されたのかを確認しましょう。
「壁紙張替え」「床補修」「クリーニング」など、それぞれの項目に納得できる理由があるかどうかを確認することが大切です。
疑問がある場合は、遠慮せず管理会社へ説明を求めることで、お互いに納得した形で精算を進めることができます。
不安なときは事前確認が安心につながる
退去費用は、契約書や部屋の状態によって一件ごとに異なります。
そのため、「友人は請求されなかったから自分も大丈夫」「ネットで見た金額と違う」と単純に比較することはできません。
事前に契約内容を確認し、退去立会いの際に気になる点を相談することで、不要なトラブルを防ぐことにつながります。
正しい知識を持つことが、安心して新しい生活をスタートするための第一歩になるでしょう。
▶ 次回は「敷金は本当に返ってくる?返還の仕組みと知っておきたいポイントを詳しく解説」をご紹介します。

今回は調布市の賃貸マンションで、ウォークインクローゼットへ壁一面の収納棚を造作する工事を行いました。
オーナー様からのご要望は、「収納力をもっと増やして、入居者様が使いやすいクローゼットにしたい」というもの。
そこで、スペースを最大限に活かせるよう、床から天井近くまで収納棚を設置しました。
棚板は高さを変更できるため、衣類はもちろん、バッグや収納ケース、季節用品まで収納する物に合わせて自由にレイアウトできます。
既製品では難しいサイズでも、現場に合わせた造作棚だからこそ、壁面を無駄なく活用できるのが大きなメリットです。
近年は「収納の多さ」が賃貸物件選びの重要なポイントになっています。収納力が向上することで、内見時の印象アップや物件の付加価値向上にもつながります。
株式会社びすまいるでは、原状回復工事だけでなく、このような収納棚の造作や内装リフォームなど、賃貸物件の価値を高めるご提案・施工も承っています。
管理会社様・オーナー様のご要望に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

退去立会いとは?当日の流れをわかりやすく解説|初めてでも安心して臨むために
賃貸住宅を退去する際、「退去立会い」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にどのようなことを行うのか分からず、不安を感じている方も少なくありません。
退去立会いとは、入居者が部屋を明け渡す際に、管理会社や大家さん、または委託を受けた担当者が室内の状態を確認する作業です。ここで確認された内容をもとに、原状回復工事の範囲や敷金の精算が行われます。
退去立会いで確認するポイント
立会いでは、部屋全体を順番に見ながら、次のような項目を確認します。
- 壁紙や床のキズ・汚れ
- 建具や収納の破損
- キッチンや浴室など水回りの状態
- エアコンや設備機器の動作
- 鍵の返却本数
- 契約時からの変更箇所
確認は一つひとつ丁寧に進められ、多くの場合は15分から30分程度で終了します。荷物をすべて搬出した状態で行うため、事前に退去準備を済ませておくことが大切です。
「その場で請求される」のでは?
「高額な請求をその場で言われたらどうしよう」と心配される方もいますが、多くの管理会社では、立会い当日に費用が確定するわけではありません。
立会いで確認した内容を持ち帰り、契約内容や国土交通省のガイドラインを踏まえて精算額を算出するケースが一般的です。そのため、気になる点があれば、その場で質問したり写真を撮ったりしておくと安心です。
入居者が準備しておくと安心なこと
退去立会いをスムーズに終えるためには、事前の準備も重要です。
- 契約書を確認しておく
- 室内を簡単に掃除しておく
- 私物をすべて搬出する
- スペアキーを含めた鍵を準備する
- 気になる傷や設備の不具合は事前に伝える
これだけでも立会いが円滑に進み、お互いに気持ちよく退去手続きを終えることができます。
不安なことは遠慮せず確認を
退去立会いは、入居者と管理会社が一緒に部屋の状態を確認する大切な機会です。
分からないことや納得できない点があれば、その場で確認することが大切です。後から「聞いておけばよかった」と後悔しないためにも、疑問は遠慮せず担当者へ相談しましょう。
退去立会いは、決して入居者に不利な手続きではありません。お互いが現状を確認し、公平な原状回復につなげるための大切な時間なのです。
▶ 次回は「退去時に請求される費用とは?入居者が負担するもの・しないものを詳しく解説」をご紹介します。
