
壁紙の傷や画びょうの穴は請求される?退去時によくある疑問をわかりやすく解説
賃貸住宅で生活していると、カレンダーや時計を掛けるために画びょうを使ったり、家具を動かした際に壁へ軽く当ててしまったりすることがあります。
退去が近づくと、
「この穴は請求されるのかな?」
「小さな傷でも壁紙を全部張り替えることになるの?」
と心配になる方も多いでしょう。
今回は、壁紙に関するよくある疑問について、基本的な考え方をご紹介します。
画びょうの穴はどう考えられる?
一般的な生活の中で、カレンダーやポスターを留めるために画びょうを使用することは珍しいことではありません。
小さな画びょう程度の穴は、通常の生活で生じる範囲として扱われることがあります。
一方で、大きなビス穴やネジ穴を開けて棚や大型家具を固定した場合などは、状況によって判断が異なります。
賃貸住宅では、壁へ加工を行う前に契約内容を確認しておくと安心です。
家具による壁紙の傷
ソファやベッド、机などを移動させた際に壁紙へ擦り傷が付いてしまうこともあります。
軽微な擦れであれば日常生活の中で起こり得るものですが、強い衝撃によって壁紙が破れてしまった場合や、下地まで損傷している場合は修繕が必要になることがあります。
家具を移動するときは、一人で無理に動かさず、養生をしながら作業すると傷を防ぎやすくなります。
子どもが描いた落書きは?
小さなお子さんがクレヨンやペンで壁紙へ落書きをしてしまうこともあります。
軽く拭き取れる場合もありますが、壁紙へ色が染み込んでしまうと、補修が必要になることがあります。
時間が経つほど落としにくくなるため、気付いたら早めに対応することが大切です。
シールやテープにも注意
壁紙へ両面テープや強力な粘着テープを貼ると、剥がす際に表面ごとめくれてしまうことがあります。
特に、
- 強力なフック
- 家具固定用テープ
- 大型ポスター用テープ
などは注意が必要です。
貼る前に「賃貸でも使用できる製品か」を確認すると安心です。
気になる場所は立会い時に相談しよう
退去前に気になる傷がある場合は、隠そうとする必要はありません。
退去立会いでは担当者と一緒に室内を確認しますので、
「この傷はいつ付いたものか」
「こういう使い方をしていました」
と正直に伝えることで、お互いに状況を確認しやすくなります。
疑問があれば、その場で説明を受けることも大切です。
まとめ
壁紙の傷や穴がすべて入居者負担になるわけではありません。
傷の大きさや原因、使用状況などを踏まえて判断されます。
日頃から丁寧に部屋を使用し、退去前には気になる箇所を確認しておくことで、安心して退去立会いに臨むことができるでしょう。
▶ 次回は「フローリングの傷はどこまで入居者負担?家具・椅子・ペットによる傷の考え方を解説」をご紹介します。
